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人間国宝漆芸家室瀬 和美VIEW MORE漆芸家室瀬 和美
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Profile1950年東京生まれ。創作活動と共に漆工文化財の保存活動も行い、漆・蒔絵の美を伝えるため、国内外への出展、講演活動も積極的に行う。2008年、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)認定。同年、紫綬褒章受章。2021年、旭日小綬章受章。
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Thoughts on ON-KO-CHI-SHIN伝統工芸の1000年以上に渡る歴史をNFT作品に凝縮して発信するという今回の取り組みに対して、私たちが体験したことのなかった新たな世界に入っていくような感覚を抱いています。技術というかたちのないものが受け継がれて、そこからいままで想像しなかった新しいかたちが生み出されていく。我々の伝統とNFTの最先端は何ひとつ変わらないと感じられましたし、革新を続ける工芸の世界をを多くの人々に知ってもらえたらと思います。
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人間国宝染織作家土屋 順紀VIEW MORE染織作家土屋 順紀
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Profile1954年岐阜県に生まれる。京都インターナショナル美術専門学校卒業後、染織家志村ふくみ(「紬」重要無形文化財保持者)、北村武資(「経錦」「羅」重要無形文化財保持者)に師事。2009年に紫綬褒章受章、2010年「紋紗」技法で国の重要無形文化財保持者に認定。2021年には個展「土屋順紀の美」(関市篠田桃紅美術空間)開催。
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Thoughts on ON-KO-CHI-SHIN「古風の賤しからぬをふくみて 今様の香車なる物数寄にかなひ」江戸時代中期の友禅ひいながたの序文に書かれているように、伝統ある品格を尊重しつつも、その時代その時代の最先端の感覚を表現することが、私ども工芸会の作品です。この度の“温故知新”の企画において、現実には到底見ることが出来ないファンタジーの世界で作品をご覧頂きまして、イマジネーションを広め深めて頂きますことを願っております。
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磁器作家神農 巌VIEW MORE磁器作家神農 巌
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Profile私が陶芸と出会ったのは大学時代で、東洋陶磁の展覧会を観て感動し衝撃を受け、やきものの世界に入ろうと思いました。青磁・白磁を制作し、磁土(じど)を泥漿(でいしょう)にして、筆で幾度も塗り重ねる、堆磁(ついじ)手法で造形表現をしています。
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「人間国宝」とは?
文化財保護法により、工芸技術、芸能その他の無形の文化的所産で日本にとって歴史上または芸術上価値の高いものは「重要無形文化財」に指定されている。その保持者として各個認定された人物、すなわち「重要無形文化財保持者」を指す通称が「人間国宝」である。現在生存する人間国宝は、日本でわずか116名のみ。